医師から「危篤」との診断を受けたとき、ご家族、ご親戚の方などに連絡をします。死亡の診断をお受けになられましたらすぐにご家族、ご親戚などへ連絡をします。
故人の友人のうち、ごく親しい人にも知らせます。
他の人は、通夜や葬儀の日程が決まってから連絡をします。
医師から「死亡診断書」を受け取ります。(不慮の事故などの時には、「死体検案書」を受け取ります。)
市町村役所の戸籍係に「死亡届」を提出する際、「死亡診断書」(死体検案書)と届出人の認印が必要です。
「死亡届」の手続き終了後、「火葬(埋葬)許可証」を受け取ることになります。
新しい筆の穂先や、ガーゼ、割り箸の先に白糸で巻き付けた脱脂綿などに、茶碗の水を浸し、故人の唇を湿らせます。
故人のご家族、ご親戚、親しい友人の順に「末期の水」をとります。
枝川葬祭にご連絡下さい。
どんなことでも、お気軽にご質問・お問い合わせ下さい。
誠心誠意お応えいたします。24時間年中無休で対応致します。
ご連絡は0120-84-0366
まで。
ご自宅、もしくは斎場まで寝台車でご遺体を搬送します。
神棚があるお宅では、ご遺体をお迎えするまでに神棚の戸を閉め、半紙などを貼ります。
(「神棚封じ」と言って、死の穢れが神棚に入り込まないようにします)
ご自宅にお迎えしたご遺体は、「北枕」(または「西枕」にして安置し、顔を白い布で覆います。
地域・宗旨宗派により、枕経をあげて頂く場合や、逆さ屏風を置くこともあります。
喪主・世話役・日取り・葬儀の型式(宗派)や規模を決め、
会葬者数を予測しておきます。
現金の用意(葬儀代・お布施・戒名料・心づけ)をします。
故人を棺に納める儀式です。(納棺はご家族の手で行うと良いと言われています。)
ご遺体の周りに、故人の衣類や愛用品などを添えます。(金属など燃えないものは入れません。)
通夜には遺族は正式喪服で行います。(地域によって平服で行う場合もあります。)
受付係は、弔問に訪れた方に芳名帳へのご記帳をお願いします。その後、祭壇が設置してある部屋へとご案内します。喪主・親族は弔問に訪れた方にお礼を申し述べます。
仏式でのご葬儀は、ご遺族が故人の成仏をお祈りする儀式です。また、告別式とは、ご遺族や故人と親しかった方が、故人と最後のお別れを告げる儀式です。
式が終わりますと祭壇から棺が運び出され遺族・参列者と最後のご対面になります。お供えの花をご遺体の周囲に捧げます。
その後お棺のフタを閉じ、釘打ち抜きをします。(省略する場合もあります。)
お棺の運び出しは、遺族や近親者の男性が行います。遺体の足のほうから出して、霊柩車にも足のほうから納めます。
近親者が位牌と遺影を持ち、出棺の挨拶をします。
お見送りに行かれる方は自家用車、タクシー、バスなどに乗車し、火葬場へ向かいます。僧侶にご一緒して頂くことが多いようです。
火葬場に着いたらまず火葬許可証を提出します。
お棺を火葬炉に移す前にお花やお供え物を飾り、僧侶の読経の中、喪主以下全員で焼香をし、見送ります。
荼毘(だび)に付したあと、火葬した骨を骨壷に納める「骨あげ(拾骨)」を行います。
喪主から順番に故人と縁の深い方からご遺骨を拾い上げていきます。
箸を使うのは、故人をあの世へ「はし渡し」をするという意味からです。
足の骨からはじめて、上半身の方へ向かって拾っていきます。
「骨あげ」の後、火葬場の係りの方から埋葬許可証(火葬証明書)を受け取ります。納骨する時に必要となります。分骨をする場合は分骨証明書を発行して頂きます。
火葬場から自宅または斎場に戻ったご遺族は入口で塩で身を浄めて入場します。
後飾りといって改めて白布をかけた祭壇の上に遺影、花、線香などを飾り、その中央に遺骨と位牌を安置します。
僧侶の「還骨勧行」という読経とともに喪主を始め全員で焼香します。これが葬儀の終了を示す儀式です。
最近は、この席を「初七日」の繰り上げ法要と合わせて行なう場合がほとんどです。出棺時に済ませる場合もあります。
僧侶がお帰りになる前にお布施をお渡しします。
精進落としをしていただく場合はこの時に声をお掛けします。
ご葬儀の後、ご遺族はお世話になった方への慰労と感謝をして、精進落としの会食をします。
喪主が御礼の挨拶をし接待は遺族が行ないます。
世話役をはじめとして、ご葬儀の引き継ぎは、なるべく葬儀当日に行います。引き継ぐものは下記の通りです。
ご自宅に安置するご遺骨は「四十九日」「百ヶ日」または「一周忌」までに納骨をします。
納骨には、「埋葬許可証(火葬証明書)」と「印鑑」が必要です。
「納骨式」にはご親戚と、故人と親しい方に出席をお願いし、僧侶にお勤めをしていただきます。
亡くなった日から七日ごとに、四十九日までに七回の追善法要があります。
四十九日を過ぎると、百か日、あとは初盆、一周忌、三回忌…となります。
追悼法要/忌日法要 亡くなった日を含めて日数を数えます。 | ||
法要の名称 | 時期 | 法要の内容 |
初七日 (しょなぬか) |
7日目 (葬儀当日に行なわれることが多い) |
遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食をします。 最近は、火葬場から遺骨が帰ってきたときに遺骨を迎える還骨勤行(かんこつごんぎょう)と一緒におこなわれることが多いようです。 |
ニ七日忌 (ふたなぬか) |
14日目 | 遺族だけで供養します。僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 |
三七日忌 (みなぬか) |
21日目 | |
四七日忌 (ししちにち) (よなぬか) |
28日目 | |
五七日忌 (ごしちにち) (いつなぬか) 三十五日 (さんじゅうごにち) |
35日目 | |
六七日忌 (ろくしちにち) (むなぬか) |
42日目 | |
七七日忌 (しちしちにちき) (なななぬか) 四十九日 (しじゅうくにち) |
49日目 | 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食(精進落とし)をします。 ※この日が忌明けとされます。本位牌を仏壇に納め、白木の位牌を菩提寺に納めます。 ※この日に納骨するケースが多いようです。 |
百か日忌、百箇日 (ひゃっかにち) |
100日目 | 遺族だけで供養します。僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 |
年忌法要 亡くなってからの年数マイナス1年で行ないます。 | ||
一周忌 (いっしゅうき) |
満1年目 | 亡くなってから満1年めの祥月命日(しょうつきめいにち)に行ないます。 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食(精進落とし)をします。 |
三回忌 (さんかいき) |
満2年目 | 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食(精進落とし)をします。 |
七回忌 (ななかいき) |
満6年目 | 遺族、親族で供養するのが一般的です。 一般的に、七回忌の頃から、法要の規模を縮小していきます。 |
十三回忌 (じゅうさんかいき) |
満12年目 | 遺族だけで供養するのが一般的です。 |
十七回忌 (じゅうななかいき) |
満16年目 | 遺族だけで供養するのが一般的です。 省略する場合もあります。 |
二十三回忌 (にじゅうさんかいき) |
満22年目 | |
二十七回忌 (じゅうななかいき) |
満27年目 | |
三十三回忌 (さんじゅうさんかいき) |
満32年目 | ※地方によっては、三十三回忌をもって弔い上げとする地方もあります。 |
五十回忌 (ごじゅっかいき) |
満49年目 | 遺族だけで供養するのが一般的です。 仏壇から戒名を記した位牌を片付け、これ以降は「○○家先祖の霊」の位牌を祀ります。 |